システムを変えて1週間

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音更町の学習塾 てらこや。の壁谷です。

この1週間は

てらこや。の学習のシステムを大きく変えて

取り組んでもらった1週間でした。

変えた点は以下のとおり

・基本的に授業をしない

・何をやるかの指示を出さない

・できるようになったかどうかの確認テストをする

・その子の実力にあわせた目標点を超えたら次に

・目標点を下回ってしまったら→時を戻そう

・直前にてらこや。で勉強して直後にテストはだめ

・わからないがあれば、サイトで調べて教わる

・電子黒板が準備でき次第、サイト上で解説のやりとりを開始

(これは整備中)

やってみた手ごたえとしては

いいね、これ

いい点を具体的にいうと

子どもたちが家で仕上げてくるようになった

指示を待たずに、自分で何をすべきか考えるようになった

合っていたとしても不安に感じたものを調べるようになった

些細なミスも不合格→時を戻そう(←言いたいだけ)になってしまうので

緊張感が半端ない

緊張感が半端ない分、合格したときはみな本気で嬉しそう

些細なミスをルールとしてもう一度やりなおさなければいけないになっているので、こちらのストレスがない

わからないを放置できなくなった

子どもたちの「大丈夫」とおいちゃんの「大丈夫」が近づきつつある

この先の心配な点をいうと

ずっと進まない子が出てくる恐れがある

 →でも、できるの土台をつくらないと数英は特に危険だから

   仕方がない。固めてできるをつくるほうがよっぽど大事。

こちらの準備が半端なく忙しい

 →電子黒板やサイトの導入で、スムーズになるはず

その他にもこまごまとした心配な点がありますが

部屋のレイアウトを変えたり、フローをつくったりして

何とか見つけるたびに改善してきています。

大きく変えることは勇気がいることでしたが

このコロナなどの情勢を見ても

今までのままでいい、なんて要素はこれっぽっちもなくて

もっとよく よりよく さらによく

more better more better の積み重ねが必要だと思って

思い切って改革をしました。

今のところは、ですが

子どもたちが本当に頑張ってくれている、ということもあって

学校のテスト(単元テストのようなものも多いですが)で

塾生全員が80点オーバーをしております。

なにより子どもたちの成長が日々感じられて本当に指導をしていて、楽しくてうれしいですね。

失敗したらへこむけれどミスをしっかり受け止められるようになった

次回に向けて改善するポイント、自分を育てる意識が高くなった

なによりも

おいちゃんのストレスが本当に減った

おいちゃんは、まぁ怖い

をつくってますが、正直体力的に厳しい。

そもそもなんで怖い、厳しいをつくらなきゃいけなかったかといえば

おいちゃんの大丈夫と

子どもの大丈夫とがずれずれだったから

子どもたちが

「これっくらいでだいじょうぶでしょ」

で終わらせようとするんだけど

おいちゃんからみると

「いやいや、それ覚えたかどうかのチェック入ってなくね?」

「少し聞かれ方変わってもだいじょうぶになってないでしょ?」

「しばらくあの単元やってないけどいけるん?」

「そのスピードで間に合うわけなくね?」

「もっと回数増やさないとだめでしょ?」

「もっと五感を使って」

・・・・・・・・・・・・・

「そんなんじゃ目標点にも志望高にも届かないけど

 はぁ、じゃぁ、これだけ言ってだめならプレッシャーかけるしかないか」

などなどとにかくあげればきりがない

やり方を指導しても、やり方を変えられない子が多い

逆に、素直に変えてくれる子は、すぐに伸びる

本当にこれは顕著。たぶん、指導をする立場の人なら

みんな納得してくれるポイントだと思います。

ちょっと話がずれますけど

本当に過去の不思議な退塾理由としては

「宿題をやりたくないそうなので」

「どの高校に行ってもいいので、勉強をやるきがないそうです」

「本人のやる気が出ないので、やる気を出させてください」

←これは、そういわれた日に、辞めていただきました。

「言われた通りやらないと怒られるので」

「覚えてこなかったことを怒られたので」

などなど、なかなかの大喜利レベルです。

この言い訳を許す保護者の会社に入りたい。

「仕事をやりたくないので」

「仕事をやる気がないそうです」

「働く気が出ないので、やる気を出させてください」

「言われた通りやりません」

「覚えてきません」

こういうことを恐らく部下に許して

仕事をできないままでも、お給料をくれるであろう

素晴らしい会社だと思います。入りたい。

そうじゃないと言われても

「じゃぁ、それを許されて生きていく人間に

自分の子どもを育てていらっしゃるようですが」

という人生をかけたブーメランがその人には

返ってくるんじゃないでしょうか。

話を戻そう。実はほんもんをあんまり知りません。

幸い現在いる子たちの保護者の皆様は

こういう方はいらっしゃらないですし、逆に尊敬できるような

方々ばかりです。

子どもにしっかり必要なときは厳しくはっぱをかけられるようなかたばかりですね。

厳しいって、悪いことのように特に最近はとらえられがちですけど

負荷をかけなければ伸びないですし

そもそも厳しさをもって接するのって、すごく面倒くさくて、大変。

自分が悪者、脇役にならなきゃいけないですからね。

それでも厳しさをもって接するのは

「自分の子なら、もっとやれるはず、もっと上に行ける」

と信じてるからだと思います。

適切なときに厳しくできないのは

「保護者自身が、面倒くさくて楽をしたいから」

自分目線の自分本位で考えて行動すればそうですよね。

でも、子どものため目線で

子どもの人生の、この先何十年をも見据えた上で

ここでこれを放置していてはだめだよな

これは変えるべきタイミングだな

というのがあるはずなんですよね。

無理をさせるべきというか

跳びこませるべきというか

がんばらせるべきというか

てらこや。をそういう場にしていきたいですね。

自分の目標を達成する力を身につける

できないと向き合う心をつくる

まずやる意志の力を育てる

ちょっと熱くなりすぎましたが

この先も子どもたちのために

おいちゃんにできることは精一杯やっていきます。

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