社会の学習方法

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社会は基本的には、暗記 の科目ですね。だから暗記をする、覚える、ということをやはり頑張りましょう。でもね、暗記をどういうものかをしっかりと定義しなおしてほしいですね。

暗記とは、聞かれたら答えられる状態になっていること

これです。暗記をインプット・インプットと勘違いをしてはいけません。暗記は、実はアウトプットをとにかく鍛えることが大切なんです。インプットへの意識を高くするとこういう学習になってしまいませんか。

例えば、鎌倉幕府を開いた人はだれですか?という問題を間違えました。その答えは「源頼朝」そのあと、どうするのか。よくあるのが「源頼朝」「源頼朝」「源頼朝」「源頼朝」「源頼朝」「源頼朝」「源頼朝」「源頼朝」「源頼朝」「源頼朝」「源頼朝」「源頼朝」「源頼朝」「源頼朝」………………。とにかく答えを繰り返し何度も言う。これは役に立たないんですね。意地悪なおいちゃんは、こういう勉強をしている生徒に「室町幕府開いたのはだれ?」なんていきなり聞きます。そうすると大体「源頼朝」って答えますから。当然間違い。答えをとにかく頭に入れる、ということが大切じゃないし、勉強ですらないんです。聞かれた問題(ある意味inputですね)に対して、正しい答え(output)をぶつける。おいちゃんはこれを塾では

問題 input  トリガー

答え output ターゲット

と教えています。覚える・暗記するという作業は

聞かれて答えられるようにする

とにかくこれね。社会はまずこれを意識しなければ話にならない。そのためにてらこや。では、問題を出す側にも回ってもらいますし、それだけではなく、テストを自作してもらって生徒同士で作り合って、解き合って、採点しあってもらったりもします。さらには、早押しボタンがありますから、それを使って早押しの大会なども開催されています。それを、徹底していくことが大切。そして楽しむこと。たくさん問題を出したり答えたりするということは、それだけたくさん間違えるということ。その間違えを経由して、できる自分を作る感覚が大切なんです。間違えたり、答えられなかったり、早押しで負けてしまったりでいいんです。最初のうちはそこから。それでも繰り返していくことを心がけましょう。

それらが当たり前にできるようになったら、テーマ別に知識をつなげてみたり、マインドマップ作ったり、自分でまとめを作ってみたり、いろいろな学習法で勉強を進めていいと思います。自分が楽しい、面白い、これなら繰り返せる、なんて感じられるやり方で学習を進めていけばいいと思いますよ。

でもそれらの全ての目的や目標は

聞かれたら答えられる状態の自分を作ること

これだからね。間違えないでね。