音更町の学習塾 てらこや。の壁谷です。
いま、持続化補助金の申請をして
認めていただいたサイトの内容を
せっせこ作っております。
解説を載せたり
社会の一問一答をつくったり
まとめも載せたりして
完成形に向けて毎日
作業を続けております。
さらにはより指導をよくするべく
持続化補助金を活用して購入させていただく予定の電子黒板のほうも
あれこれ先方に書類面でお願いをしたり
商工会の方に再度確認をしていただいたりして
ようやく少しずつ前に進んでおります。
てらこや。での指導・学習を
もっとよくできそうだな、と楽しみです。
サイトのアドレスは
terakoya-otofuke.net
まだ検索にはあまり引っかからないと思いますので
直接入力してみてみてください。
だいぶ中身が充実してきました。
さて、そんなてらこや。のサイトの中で
今おいちゃんが一番楽しみにしているのは
『失敗学』というページです。
これは、生徒たちが間違えた(まず基本的には凡ミスかな)
ものを科目や単元ごとにつくられたページに
投稿して残していくというものです。
まだ作成途中のページでもあるので、全員に必ず、という状態ではありませんが、今もう投稿してくれたものを見てみると
・連立方程式の途中式で-5と-4を見間違えた
・(2√3)²を2を2乗し忘れた
・サッカー(soccer)のスペルを「soceer」とまちがえた
などなど。
なんだそりゃ、っていう凡ミスがいっぱいあるんですけど
それがいいんです。
もう一回言います。
それがいいんです。
本番同じミスをしないようになっていれば
それはもうレベルアップなんです。
逆に、ミスを管理しないでおくと
忘れたり隠したりしてしまいます。
そうすると、本番でも同じミスをするんです。
ひと言でいうと凡ミス
よく聞く言い訳は
「本当ならできた」
「練習では解けてた」
「見直しすればよかった」
こんなあたりかな。
でも答案に反映されなければそれは力と認められないですから。
成績もよくはなりません。
おいちゃんがよく言うのは
「符号の間違いの凡ミスでも、答えがわからないからふざけてうんこの絵を回答欄に書いたとしても、もらえる点数はどちらも0点でしかない」
凡ミスって本当にそんなんです。
結局うんこの絵を描いた奴と評価は同じなんですから。
(極端なたとえだけどね)
だから失敗学を提唱して、失敗をアーカイブしていこうと思ったんです。
逆に言うと、指導する立場から見ていて、生徒の答案を採点したりしていくうちに、この子はこういうミスをしそうだ、計算力の弱い子はここを丁寧にさせないとだめだな、という感じで、失敗から改善点が見つかるんです。そして、それがストックされていくから、気をつけるべきポイントや、指導の重点がわかるようになるんです。
それを子どもたち本人の脳みそに起こさせたい。
あともう一つ面白い現象があって
まだ、サイトの作成途中ということもあって、失敗学への投稿を強制や徹底をしていない段階だ、ということもあるのでしょうが、
『失敗学に投稿をできている子は、みな学年トップクラスです』
学年1位もいますし、450点くらいの生徒もいます。
つまり『力のある子ほど、きちんと自分の失敗をさらす心がある』
逆に言えば『失敗をさらす心がなければ、力はない』とも言えるんです。
投稿しないで隠しちゃってる子たちは、まだまだ伸びる余地があるはずです。そしてそれは、こういうことをしっかりとやっていくところから埋まっていくはずです。
いずれそこについてはしっかりと管理させてもらうようになりますが、
今のうちから自分で管理できるようになれば、成長はもっと早くなると思いますよ。
てらこや。はこの先『失敗学』を子どもたちに身につけてもらえるように指導をしていきたいと思います。
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