解く と 覚える

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音更町の学習塾 てらこや。の壁谷です。

今週の小学生のことを。

学校でアルファベットをやっていたようで

「なら、アルファベットを覚えるテストをしよう」

ということになりました。

初めは当然覚えていなかったので

少しずつ区切って

「次回までに家で覚えるために練習してくるように」

「はーい」

ということでご帰宅。

…次回

「家で練習してきた?」

「あぁ、やらなくても大丈夫だから」

おいちゃんのお怒りスイッチが入りますよね。

ちなみに、まったくだめです。

問題を解くことはやったことが目に見えてたまっていきますから

(ノートやプリントでね)

勉強した気になるでしょう。

同様に授業を聞くことも同じですね。

でも、ほんとうにその子ができるようになったかどうかは

その子の中にある知識が増えたかどうかで判断されます。

だから、やると同時に覚えるがないと

まったく意味がないんですね。

極論で例えるなら

東大入試を赤ちゃんに解かせて

回答欄によだれをつけました

これもある意味解いたと言えるんです。

まったくわからない問題だから

回答欄にうんこの絵を描きまくりました。

これでも解いたとは言えるんです。

それくらい

ただ解く、の意味は低いんですね。

そこに同時に覚える

が加わることで、おそらく皆さんがイメージする

勉強・学習 というものに近づく。

逆にいえば、同時に覚える、がなければ

勉強・学習とは言えないということです。

ちなみにこの小学生は

きつーい空気を一日きっちり浴びた後で

(お母さんにもラインで報告しましたけどね)

その次に来た時には

きっちりと合格をしていきました。

そうなったら、小動物をあやすムツゴロウさんのごとく

(もはやこのたとえは通じないのか)

この上なく褒めてあげました。

おいちゃんはよく

やればできる

ということを言いますが、これは

やるからできる

やらなければできない

という意味もしっかり含まれています。

解くと覚える

この柱をしっかりと育てていきましょう。

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